2018/01/10 14:01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します!

テーブルスタジオオンラインです。

お正月気分も落ち着いてきた頃かと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この時期は初夢・初蹴り...など、何かと「初〇〇〇」という言葉が出てきますw

気分的にも「初〇〇〇」って嬉しい気持ちになりますよね!

 

考えてみると、誕生したばかりの赤ちゃんは全てのことが「初〇〇〇」!

私の周りでも出産をされたり、これから出産を控えたりと、お母さんになる方々も増えてきました。

環境や立場が変わって初めて知ることがあり、今まで意識していなかったことって本当にたくさんあるんだなぁ、と感じます。

 

そんなことで、本日は、子供が一生食べ物に困らないように願う儀式、「お食い初め」についてご紹介します。

 

▶そもそも、お食い初めとは何か??

「お食い初め」とは、子どもが生まれて生後100日目に、子どもの成長を祝うとともに、初めて食べ物を食べさせてあげる儀式のことです。

 【※地域によっては、100日目以降にするところもあるそうです。】

呼び方も地域によって異なるようで、初めて魚肉を食べさせるということで「真魚(まな)始め」、初めて箸を使うので「箸揃え」、「箸祝い」、行う日が生まれてから100日頃のため「百日(ももか)の祝い」や「歯がため」という呼び方をするところもあるそうです。

 

初めて食べ物を与えると言っても、この時期の赤ちゃんはまだ母乳やミルクで栄養をとっている子もいて、そろそろ離乳食に変わる時期なのであくまでも目安にすぎません。

また、実際のお食い初めでは、口のそばに近づけたり唇にあてたりする程度で、口の中に入れて食べさせることはしないようです。

 

 

▶お食い初めで準備するものは?

【食器】

お食い初めの儀式は、赤ちゃんが初めて食べ物を口にする儀式ですので、新しい食器を用意してあげるといいですね。

 

 

正式なものは、

「箸」は柳の白木

「お椀」は鶴、松などの蒔絵(まきえ)模様の描かれている漆器のもの

「お膳」は紋付で男の子なら朱塗りの膳、女の子なら外側が黒塗りで内側が朱塗りの漆器

 

使う食器にもいろいろな決まりがあるみたいですが、最近では形式にとらわれずお祝いしてあげることが増えてきているようです。

 

今回ご紹介させていただく「ブナベビー ナーサリーセット」は現代式のお食い初めにはピッタリ!

お食い初めの儀式のために”一回きり”で使い終わるのではなく、子供の成長と共に日常的にお使いいただけるような器のセットとなっています。

 

素材は天然木のブナを使用し、日本の職人さんが丁寧に磨きと塗装仕上げを施した安心で安全な器です。

 

また素朴なブナの木肌やすべすべで滑らかな質感なので、ずっと触っていたくなるような器たち。

出産祝いや大切な方への贈り物におすすめのセットです。

 

【ブナベビー ナーサリーセット(化粧箱入り、小スプーン付)】

 

 

 

▶お食い初めのお膳の内容は?

 食器も用意できたら、食事の内容は何にしたらいいのでしょうか。

日本人ですので、和食の基本【一汁三菜】をベースにした「祝い膳」を用意してあげましょう。

これも地域によっていろいろな決まりがあるそうですが、一般的には以下のものを揃えるようです。

【魚】鯛などの尾頭つきの焼き魚

【汁物】すまし汁(鯛、鯉などの具材)

【煮物】季節の野菜で作った煮物

【香のもの】なますやきゅうりの浅漬など

【赤飯、白飯】

 

最近では、レシピのサイトやアプリなどで調べると鮮やかな料理がたくさんアップされていますので、

お子様に作ってあげたいものをみつけて用意してあげるといいかもですね!

 

 

▶お食い初めの食べ方や順番は?

お食い初めは親戚の中で一番最年長となる「養い親」が行うのがいいとされています。

長寿の人に食べさせてもらうことで、赤ちゃんが長生きできるようにという意味があるそうです。男の子なら男性に、女の子なら女性に行うことが一般的のようですよ。

 

食べさせてあげる順番は【 飯→汁→飯→魚→飯 】の順番で、これを3回繰り返します。

歯固めの石に箸を触れさせて、その箸を赤ちゃんの歯ぐきにあて、丈夫な歯が生えるように願い、全員でお祝い膳をいただきます。

 

 

 

日本には本当にいろいろな儀式・風習があります。

昔からのやり方や作法を取り入れながら、現代の環境に合わせていってもいいですよね。

しっかりと意味を知って想いを込めること、今後愛着の持てる気に入ったもの使うことが大切なのではないでしょうか?

 

 

2018年も食器を通して、様々なことを紹介していきますので楽しみにしていてくださいね。

今年もよろしくお願い致します!